祈る、手を合せる

 日本では仏壇の前で、神社で神に「祈る」時には

「手を合せ」ます。日本で発行されている子供用の

キリスト教の本でも「祈る」姿は「手を合せている」

事が分ります。「祈り=手を含む言葉で表現される」

と推測されます。物を「手」で「掴む」事を名護方言

では「qati=カチ」「ミン=min」と述べた事がありま

す。  仕事の現場、手作業の多い工場の現場では

「手を動かさない」と仕事は覚えられないでしょう。

それなのに全てを「頭」だけで理解できる、「掴む、

捉える」事が出来ると考える態度を頭デ「カッチ=

qati」と言います。



 アッカド語のアルファベト表記
 は次の通りです。


 アッカド語  日本語    英語


 nish' (A) 祈る    to pray
 qati


 qa'tu (A)  手     hand
  2      
         前足    paw

         取っ手   handle

 qa'tim     手の     hand
         変化形  







Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France