そうやないけ、そうやんけの語源、、既定の事実、決まっている事

そうだろう、決まっている事だろう、皆で決めた

事だろうと言う場合があります。俗語に聞こえる

言葉に「そうやないけ、そうやんけ」など「ke'=

け」の入った言葉があります。特定の地域だけで

使われる言葉ですが、それを否定した「そうやない

けど=そうじゃないけど」は良く使います。そうや

ないけの「け=ke'」はその音だけで「皆が従うべき

事」を表しています。「ki=kima=決ま」っている事

だろう、「既定の事実=ki'=kima=皆が決めた事」と

推測されます。



 アッカド語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 アッカド語  日本語     英語

        
        
 ke'      〜に従って   according to
        〜によれば
        
  注 ki' の変化形
        


 ki'       〜に従って   according to
        〜によれば
         

        
 ke'      否定を    with
         表す動詞  negative       
         を伴う    verb

 ki'      規則に    in the
        従って、    manner
        規則正しい   of  
         

 ki'      合計では、   amounting
         要するに     to



 ki'ma ti'du'   キマティドゥ    as you know
          ウイル、
          既知の事、
          皆が知って
          いる事、君
          も知って
          いるだろう

          知られている   to be known

             
シカゴ大学アッカド語辞典
K の参照ページ
339
341
343

              
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France