腰、コシとクシが同じ理由
沖縄方言の「u=ウ」は共通語
では「オ=o」になるので「kusi
=腰=kosi」です。それだけの
説明で私は今まで満足していま
したが、面白い事が分りました。
「過去を表す音」が「kosi=kusi」
です。過去は「kosi=来し」方
です。過去現在未来を人間の向き
で表すと背中の部分は「後」です。
名護方言では「kusi=後」です。
「kosi=来し=過去=過ぎ去った
=後=kusi」です。過ぎ去った事
で巧く行かなかった、不手際だった
事は「後」悔すると言います。他所
へ転勤した人は引っ「越し=kosi」
したと言います。過去にここに住ん
でいたが、今はここには住んでない
状態です。過ぎ去ったは「過=ka」
「越し=古し=去し=kos」と分析
できそうです。苦節十年のように
「過去は悪かった、苦しかった」
と言う人が多いのでしょうか。
「悪い」事、人に知られない事
は「kakos=kakus=隠す」で
しょう。能登には「後ろ」の
意味があると述べました。「nota」
行音は「後ろ、見えない所」を
表す事は「noti=後」添え、後ほど
でも分ります。苦しい時には腹と
「背中=nota=後」を交互に畳に
つける、体を回転させる状態は
「腰=背中=後=nota=のた」
「打ち=内=身内、同腹、同胞」
=腹」回ると言います。海の中は
見えないです。海を表す言葉にも
「nota」行音が含まれる場合が
あります。それは前にも述べまし
たが次にもう一度取り上げます。
ギリシャ語のアルファベット表記
は次の通りです。
ギリシャ語 日本語 英語
古代(C)
no'ton (C) 腰 waist
後ろ back
kakos (C) 悪い bad
後ろ back
横切る to cross
ここを to pass
通り過ぎる here
向こう側 to go
へ行く beyond
Glosbe
英語・古代ギリシャ語辞典