矢を番える、敵を射る準備

矢を番える目的は「敵」を射る準備

です。攻撃の準備です。「tuga=番」

「える=elu」と言う表現の中に「敵

と闘う」意味がある事が分ります。敵

よりも自分が「強く」て、敵の「上に

居る」事をを示す為に敵と闘います。

自分の味方、部下が自分に敵対する、

反逆すると「敵になった」状態です。

自分に「弓を引く」と言います。弓

を引く意味は、敵と矢を番「える=

elu」事と同じ意味だと分ります。




 アッカド語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 アッカド語 日本語   英語


 eli     敵対して    against
      (敵に反対)   (an enemy)   
          
        上に   on
       

        越えて   over

        上の    above
       


 elu'     上がる   to go up

        上がる    to rise    
          
        上の   upper
       部分

        上がって  to come
        来る   up
       
       

Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France