日の出、外へ出る、膣、マダム,安里屋ユンタ その2

 マダムと安里屋ユンタが同じ意味だと言うと

何を抜かすかと言う人が多いでしょう。それは

大阪弁を知らない東京の人が、そんな大阪弁

想像を遥かに超えている、考えられないと言う

事と同じ状態でしょう。 メソポタミアの言葉、

シュメール語とアッカド語は、大阪弁と東京の

言葉以上の違いがあります。マダムは「奥さん」

の意味があります。前にも述べましたが安里屋

ユンタは若い女が「結婚する相手を決める」歌

ですので安里屋ユンタに含まれている「安里=

asato=ashshatu=妻、二号さん」と推測でき

ます。奥さんを表す言葉は正「室=situ」で

二号さんは側「室=situ」です。 「通い婚」

が昔は普通だったそうですので、正室や側室の

所に「行く」のは自分のお家の「外に出て行く

=situ=st=sutu=soto=外」状態だったと

推測できます。 「外」の沖縄方言は「sutu」

です。英語の「womb=子宮」と日本語の「umu

=産む」が似た音なのは偶然ではないと思い

ます。



  ヒエログリフアッカド語とシュメール語
  のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語(A) 日本語      英語
  シュメール語
 (大文字表記)
  ヒエログリフ


  st      正室、 妻     wife
         女        woman

  st Hmt    本当の女、妻   wife


  s,i'tu    日の出      sunrise

地球に隠れて   to exit
         いた太陽が
         外に出る

         膣から生まれた  person
         子供、息子、娘  from womb
                  offspring,
son, daughter

         全ての源泉    (place of)
                  origin

  ashshatu (A) 正室、妻    wife
         側室      second wife

  DAM      妻       wife


ヒエログリフ辞典
の参照ページ
1303
1260

Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France