ジャー・ヘイ、弊害、兵隊、平定、平和
大変な、とんでもない状態になったと言いたい
時に名護方言では「ジャー・ヘイ」ナタン言います。
この表現への当て字は「ジャー・ヘイ=邪弊=蛇兵=
邪平」などが考えられます。「悪い」状態を表す言葉
には「弊害」があります。害悪も一緒に考えると「邪
=悪=害=弊」と推測できます。「ジャー・ヘイ」は
「悪い」状態を表す二種類の言葉を並べた言葉だと推測
できます。「兵隊」や「平定」の「ヘイ」も「弊害」の
「ヘイ」と同じ語源から派生した言葉でしょう。「戦場
で敵を殺す」人が「兵」隊です。 敵を「打ち負かし」
自分たちに従わせる事が「平」定。相手を「平らげる」
事が平定の「平」です。平和は多少と同じ構造の言葉
と推測できます。即ち「戦争の状態=平らげるか平らげ
られる状態=平」「和=戦争後の和平交渉締結後の状態」
をと分析できます。 後の「和」の意味が平和だと推測
できます。