昨日まで起った事は動かぬ事実

 将来はどうなるか分りません。今から後は

変ります。どう変化するか予想できる部分と

全く予想できない分野があります。 地震

火山の爆発の予想はまだ難しいようです。真、

真実に関する言葉は動「かぬ=kanu」事実の

ように、既に起った事件、事故など「過去の

出来事」も表します。 これらの事が分ると

「kinu'=kino=昨日」も「kinu=衣」と同じ

ようにアッカド語への当て字と断定できます。

昨日の名護方言は「kinu'=キヌー」です。

昨日の出来事の「昨日の」は名護方言では

「kinu'nu=キヌーヌ」です。沖繩には釜戸

の奥に「火の神=ヒヌカン」が祀られていて

その神に家族の無事を祈ります。その時には

「昨日の」出来事などを報告していたと推測

できます。





  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語  日本語    英語


  ka'nu    証言する   to testify
   A4a    (既に起った
         事を)

         証人として  to make a statement
         述べる    as a witness

        本当だと   to confirm
         認める

         保証する、  to certify
         証明する

  kinu'nu   釜戸、暖炉  kiln, stove

         祈りをする  a ritual
         為の     performed with
                kinu'nu

シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
K の参照ページ
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