カルが付く舟は聖なる木で作った舟

 古事記には「arw」が付く舟、「karw=軽」野

の事が書かれています。「karw=カル」が付く舟

は普通の舟ではなくて「とても変った木、尊い木」

で作られた舟であるのがその記述からも分ります。

日本人は「marw=丸」太と言えば、只の丸い木だと

思いがちですが、丸太に含まれている「太」の字を

見ても「巨大な木」が「丸太」である事が分ります。

「巨木」はあちこちにあるわけではないでしょう。

「限られた山の一部だけに生えている」と推測でき

ます。 この「巨大な丸太」で作った舟が「karw=

カル=軽」野と推測できます。「カラ=軽」野では

なくて「カル=軽」野が正しいと推測できます。

日本には「お香を焚く」習慣があります。「焚く=

燃やす」と考えると「藻を焚く」のは「燃やす=焚く」

と言い替えたと推測できます。最近の香木が高値に

張り付いた状態という記事を見ましたが、「香りを

焚く」「木」も「高価で貴重な」「木」である事が

分ります。



  ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。


  ヒエログリフ 日本語 英語


  arw       聖なる木 a sacred tree



ヒエログリフ辞典
の参照ページ
156