ツルム、イザナギとイザナミ、塞ぐ、中に入れる

アッカド語が分ると「ka-ramu=絡む」は「愛=絡み

合う事=男女の肉体的結合、合一」である事が分ります

が、イザナギの尊とイザナミの尊が「みとのまぐわい」

をした状態を表す言葉も、沖縄方言や共通語にはあると

想定しても良いでしょう。 イザナギの尊は私の体には

「あり余っている」部分がある、イザナミの尊よ、貴女

の体には「足りない」部分があるので私の余った部分で、

あなたの足りない部分を「塞ぎ」たいと申し出て合意を

得ています。「私の一物をあなたの中に入れて」「塞ぐ」

事は一物が「中にある状態=s,urru=ツル」と同じです。

日本語では「ム」で終る動詞もあります。「体の中に入

たままの状態にする=s,urru=ツル」ムである事が分り

ます。男女の交合、交接、動物の交尾を「ツル」ム言う

のはアッカド語由来の表現である事が分ります。ところ

で他の物に絡み付いて一体となる植物は「s,urru=ツル」

です。「蔓=s,urru=ツル」もアッカド語由来の表現と

推測できます。アッカド語が分ると、自分の心と相手の

「心」が「絡む」事に成功したのを確かめた後で、相手

の「体」の「中に入って行く」状態が「s,urru=ツル」ム

事であると推測できます。


  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語   日本語    英語


  s,urru     特別な    with special
   A 4'      性格     characteristics


  s,urru      体の中     insides
         (人間の)  (of the human body)
          腱や心臓

          心      heart
          感情と知恵  (the seat of
           が存在する  emotion and
          部位     intelligence)

  ra'mu      愛      love

           性愛     lovemaking

  ra'mu      愛する    to love
   A

  ra'mu      男と女    between
   B       の事     man and woman




シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
S, (Tsade)の参照ページ
274
275

R の参照ページ
166 
167