漉す、漉し器、sieve, シーベー、シーブン

 細かい網目がある道具、「篩=漉し器」を通して良い物

と悪い物を選り分ける作業は英語では「sieve」と言います。

「sieve=シーバ行音=とても小さく、少なく悪い」状態を

表す言葉だと分ります。1ミリ前後の「とても小さい蝿」を

沖縄方言では「sieve'=シーベー」と言います。 買い物を

したら「おまけ」を呉れる小売店が昔はありました。1万円分

の買い物をした時のオマケを金額で評価すると「100円以下」

でしょう。おまけには「僅か.、細小」の意味があると推測でき

ます。「おまけ」の名護方言は「sieve=シーブ」ンです。味噌

など量り売りで買うとシーブンがありました。シーブンの重さは

僅かですので「軽い」です。 英語の「sieve」には「口の軽い」

人の意味もあるようです。 言葉の「音と意味が同じ」英語の

「sieve」と沖縄方言のシーベー、シーブンは同じ語源から派生

した言葉と推測されます。水を「少しづつ」汲み上げる装置は

「siphon=サイフォン」と呼ばれています。「ph=f=v=b」の

変化の普通に見られますので「シーブン=sieven=siphon=

サイフォン=僅かの量を汲み上げる道具」になります。


  ギリシャ語とトルコ語のアルファベット表記は次の通りです。


  ギリシャ語  日本語         英語
  トルコ語 (T)


sifir (T) 零、ゼロ、無量     sipher,sypher,
                     zero. nothing,
                     naughty

  koskinizo   漉し器         sieve
         漉す



Cyprus Net の
英語・ギリシャ語辞典