ピッキチ、不吉、シーラ、調べる
私はいつも同じ音は同じ状態を意味していると
述べています。 「p=f=h」を考慮に入れると
「ピッキチ=piqqiti=piqqitu=fuqitu=不吉」に
なります。 現在は沖縄では松喰い虫が蔓延して
ます。普通の木は葉を「piqqiti=hiqiti=引きち」
ぎり、葉が虫に喰われているか「調べる」でしょう。
「引っ張り、引きちぎる」の名護方言は「piqqiti
=ピッキチ」です。普通の状態、普通の物は調べる
必要はないかもしれません。これは中に錆が入って
「弱っている」かもしれない、放って置くと危ない、
そのままでは不安だ、不吉な予感がすると思った
ら中を「sir=sira=調」べて、対策を取るでしょう。
「不吉=fuqitu=piqqitu=piqqiti=ピッキチ=調
べる」と推測できます。「弱みが入っている、弱く
なっている」状態を沖縄方言では「si'la=シーラ」
イッチュンと言います。 自分の体がそうだと思う
なら直ぐにでも健康診断を受けて体全体を「調べて」
貰う方が良いでしょう。 普通の人間は「悪い」事を
すると「hiqutu=卑屈」な態度が表に出るかもしれま
せん。「不審な」人、「胡散臭い」奴と思われるで
しょう。 お巡りさんは、そういう人を路上で見ると
「尋問、身上調査をする」場合が多いでしょう。悪い
事をした人は、お巡りさんの「検査」を受けると顔が
「piqitu=hisqitu=引き攣」るでしょう。部品などの
品質検査を工場で行う場合も全量検査ではなくて、
幾つかを「拾い上げ=to pick, picking」し、それら
の品質を「調べる」場合が多いようです。自分の体は
は自分で「管理」します。どの食べ物をどれだけ取り、
何を取ってはいけないかなど、食事を「抑制、制限」
するのは自分自身ですが、部品の投入量など色々な
「統制」を取るのは上司です。
アッカド語とシュメール語のアルファベット表記は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
シュメール語
(大文字表記)
piqittu 統制する to cotrol
piqittu 調査 check
分配 allocation
SI'ILLA 調査 inspection
SIR 調べる to check,
近づく to approach
シカゴ大学アッカド語
(アッシリア語)辞典
P の参照ページ
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ペンシルバニア大学
シュメール語辞典