パヂン、パヂー、脱ぐ、恥、赤っ恥

 ある範囲の外側にある物、周囲の柵、枠を取り「外す」

か、着ている服などを「脱ぐ」と中味や中にいる物が「外」

に出ます。 中に入れて「外に漏らしたくない、知られたく

ない、見せたくない」対象、事物は沢山あるでしょう。中身

を「知られたくない、暴露されたくない、露出したくない」

事は沢山あります。 こららの事を表す音は周囲の枠などを

「hadu=外」す、「外に漏れたら」「hadi=恥」、衣服や靴

などを「脱ぎ」、裸や裸足になって「hada=肌」を見せる事

は赤っ「恥=padi」を曝す事になるなど、「hada=pada」行音

で表されるようです。「padu=hadu=脱ぐ、漏れる、外に出る、

外す、放す、解放する、帯を解く」と関係があるのが分ります。

「脱ぐ」の名護方言は「padi=パヂ」ンで恥は「padi'=パヂー」

です。赤っ恥と同じ音で「padi'=パヂー」です。英語が外来語

として日本に取り入れられている言葉は多いです。新聞は「隠さ

れている=外に知られていない」事を世間に「公表する、ばらす、

曝す」機関です。 新聞は取材で得た情報を「発表する」時には

「リリース=release」と言う言葉を使います。


  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語  日本語   英語


  padu'     放す    release


シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
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