ある有る、自分の目で確かめた

何処に置いたか忘れて何かを
探している時に自分では見つけ
られ「ない」ので、子供や孫に
一緒に探して欲しいと言う母親
やお祖母さんがいました。名護
方言では「何処にあるかな」は
「maa=マー」に「ai=アイ」ガ・
ヤーで、「此処」に「ある」は
「ウマー」に「ain=アイン」と
言います。目や見るに関係が
ある日本語には「ma」の音が
含まれています。早く「見たい、
会いたい」時には「mati=待ち」
遠しいと言います。「目の」周囲
にある毛は「mati=matu=睫」毛
です。睫毛の沖縄方言は「mati=
マチ=睫」「毛=ギ=ギー」です。
「目」の周囲には眉、目蓋があり、
「目の玉、眼球」は「眼=マナコ」
とも言います。「目」に関係がある
言葉には全て「ma」の音が含まれて
います。


ヒエログリフのアルファベット表記
は次の通りです。

ヒエログリフ(H) 日本語 英語
ギリシャ語 (G)

mati (G) 目 eye
mAA (H)(自分の目で)見る see

ain (H)(自分の)目 eye
注: 「eyen」と 同じ音です。
「ain=eyen」の「n」は
複数を表すと推測できます。
沖縄方言ではあなた「も」
の「も」は「ン=n」です。