美人と佳人、目眩く

上向きはその山、坂、盛りを
過ぎると終りです。自然界の
果物は「熟する」と地面に
落ちます。「一巻の終り」です。
「山、坂、盛り=終りが近い」
と捉える見方もあるでしょう。
美人薄命は誤用の可能性があり
ます。元々は「佳人薄命」だった
のを「佳人=美人」と間違えた為
に美人薄命の言葉が広がったと思
われます。美人、佳人は数少ない
です。「kazin=佳人」の「kazi」は「kazu=数」少ないの「kazu」と
同じでしょう。「kazu=kasu」で
す。「粕」は実を食べた後の「残り」
です。歳を取ると「目」が「kasu=
霞」みます。「kasu=kazu=盛りの
、最高の、数少ない、最後の、残り
少ない」など「最高の状態やそれに
該当する人」「数少ない状態や数少
ない人」などを表すと推測できます。
「大事な」事は「kasa=重ね」重ね
お願いします。「kasa=kaza=成功
した、数少ない業績を残して目立つ、
美しくて目立つ数少ない人」と推測
しても良いでしょう。成功して地位
が高くなるとその権力を「ksza=翳」
す人も出て来ます。「me-kuru-meku
=目眩く」即ち「目が眩む」ような
「素晴らしい」業績を残した人は
「成功者」です。以上が分ると
佳人薄命は「kash=kazi」ですので、
成功して全てを成し遂げてもう十分、
後は何も要らない状態を表している
のが分ります。

アッカド語とシュメール語は次の通りです。


kashdu = 巧くいく、成功する、目的を達する、着く、十分な、間に合っている、もう要らない
英語では successful, achieved, done, fulfilled, arrived, adequate, proper, suited, sufficient, enough

kashadu = kashdu と同じ

KUR = シュメール語、アッカド語の kashdu と同じ