2016-06-10から1日間の記事一覧

律令の語源、人々を取り締まる、管理下に置く規則など

どこの国でも国民を統治するには「法制」が必要です。歴史で習う「litu-leu=律令」がアッカド語への当て字と分りびっくりしています。 シュメール語とアッカド語 のアルファベット表記は次 の通りです。 アッカド語 日本語 英語 シュメール語 (大文字表記…

ウ・ニゲー、お願い、権力者への要望

人間は個人でも組織でも権力を持っている人、権力者に何かを頼みたい時には「お願い」しますと申し出ます。沖縄方言では「お=u=ウ」「ニゲー=nig-e」サビラと言います。権力の座にある者は下の者に「指図」をします。指示します。「指=示す=命令する=z…

オー・ラチ、喧嘩をさせて、戦後の支配地

第一次世界大戦後も第二次世界大戦後も各国の「統治地域、支配地」に大きな変更があった事が分ります。戦争に勝った国々の「支配地域」が増えている事が分ります。この状態は「喧嘩をさせて」を表す名護方言のオー「ラチ=lati=la'tu」が分ると成る程と思い…

水・パラーチ、水パトゥン、水を流して、水が流れている

我田引水という言葉があるように田に水が流れて来る、流入する事は大事な事です。 塞き止められている水を田に「流して」下さいと、地域の住民は、川の管理者にお願いする事が度々あったと推測されます。「水を流して」の名護方言は、水「パラーチ=pa-la'ti…

プ・ラーチの語源、掘らして下さいと許可を求める

「掘る」の「ほ」は「は」行音ですが、「は」行音は「ぱ」行音に変化する場合があります。服装の「服」は屈服の「服」に音が変化しています。掘「らして」の名護方言は「掘=プ」「ラーチ=la'ti=la'tu」です。「権限を持っている」人に掘る許可を求める言…

入ラーチ、居ラーチ、入らせて、居らせて、許可を求める言葉

何処かに「入る」にも、そこに「居続ける」にもその施設の管理者の「許可」が必要です。管理者はその施設の運用を任されている責任者です。責任者を表す言葉やその職務に関する「権限や行動」を表す言葉に「la'tu」や、その変化形が含まれていると推測されま…

カラーチ、貸しての語源、私有と占有の違い

現在は借地借家法があります。 自分の土地や建物を他人に「貸す」とその後は自分勝手にはその土地や建物を自分で使ったり、他の人に貸す事はできません。「私有地」や自分の建物私物であっても「kasu=kasi=貸し」た後は自分勝手に処分できない事が分ります…

クラーチ・イカラン、暮らしていけない

こんな少ない収入では「暮らして」いけないと思う人が日本でも増えているようです。暮らしていけないの名護方言は暮「la'ti=ラーチ=latu=活動が制限される」イカランです。 ヒエログリフとアッカド語 のアルファベット表記は 次の通りです。 ヒエログリフ…

垂乳根の語源、もう一つの見方、生かすも殺すも母親次第

垂乳根は「我々の=ワッタ」「アンマー=お母さん」だろうと述べました。即ち「母親=tala」乳「ninu=我々」と分析できると述べました。もう一つの見方はもっと簡単に理解できます。最近は子育てを放棄するだけでなく、自分の産んだ子を殺す親もいるとマス…

精霊流しの語源、死と小舟

「死と小舟」は殆ど同じ音で表される事が分ると「精霊流し」を「小舟で行う」行事がある日本は、メソポタミア文明の影響下にある事が分ります。日本では人が「亡くなる」と神になり「matura=祀ら」れます。人が「亡くなる」と名護方言では「ma'tu=ma'ti=…

ア・ラーチ、荒らして、自分の縄張りに入って来る奴は追い払う

人も国も自分の土地や領土があります。そこに「無断で入って来る」奴は「追い払って良い」です。それが全ての国の取り決めです。「無断で他人の土地に入って行く」状態は「荒らして」と表現されます。名護方言では「a-la'tu=a-la'ti=荒ラーチ」です。 ヒエ…

ラーチ・ネン、濡らしてしまった、商品価値が保てなくなる

濡らしてしまったの名護方言は「ダーチ」ネンですが、「d=l」の対応がありますので「la'tu=la'ti=ラーチ」ネンも「濡らして」しまったになります。「水濡れ」厳禁となっている商品を「濡らしたら」「良い状態」を「保てなくなる」でしょう。商品価値が「…

イーブ・サ・カッティー、言いたい放題、垂れ流し、流し放しの語源

「言いたい放題」は小便の「垂れ流し」立小便に似ていると推測されます。 「水、小便」が「排出される、垂れ流される」状態を言葉、話し方に例えた表現が「i'bu=イーブ」サ「カッティー=勝手」と推測されます。イーブ・サ・カッティーを防ぐには「口に戸を…

沫、飛沫、アブ・キン、

「ひまつ=飛沫」の音読みでは意味は知っていても、耳で聞いただけでは判断が難しい言葉です。始末に負えない当て字です。しかし訓読みで読むとその意味は簡単に分ります。「s-ibu=シブ」キ、沫にはサンズイが含まれていますので、音と意味で、「水に関係が…