薊、痣、小豆、染み、刺身

薊は「痣のような」「実、身」と思わ
れます。「aza」行音が入っている言葉
に「azu=小」豆があります。 小豆の
特徴は「紫系統」の「小さな」「実」
です。痣も皮膚に出来る「紫」系統の
或は「黒」系統の「小さな」部分です。
日本語では「草」と「木」を一括りに
して「草木」と表現します。前に物を
二分法で分ける場合があると述べまし
たが黒系統と白系統に分けたら紫は
黒系統になります。黒実のトケイソウ
の実は熟すると「黒く」なりますが、
それを潰すと「紫色」になります。
瓜と実の違いは「大きさ」と考え
られます。同じ果実ですが、「果
=瓜=大」で「実=小」だと考え
られます。沖縄方言では「穴=mi
=小さい=細い」です。日本語には
「細身」があります。「細=mi=身
=実」です。「染み=紫点=紫小=
紫実」です。色々な色の魚がいますが、
切り捌いてその「身」を見ると「肌色、
ピンク」が多いです。「赤や紫」に近い
色もあります。刺身は「刺紫身=裂紫身
=小さく切り捌いた後の紫色の身」だと
分析できます。切り傷からは「赤い血」

が流れます。それを見て「meso=メソ」
メソ泣いている子は恐くて「気が小さく」
なっていると推測できます。「aza=asa」
ですので「asamesi=朝飯」は「とても
小さな点、問題」です。それを取り扱う
のは誰でも朝飯前でしょう。沖縄方言では
「飯=me'」ですので「朝飯=me'=前」で
同じ意味の二種類の言葉を並べて言葉の
意味を強調しているのが分ります。朝飯
は「少なく」取るのが大昔からの習慣
かもしれません。

トルコ語とシュメール語は次の通りです。

az = 小さな、小さい、英語では little, small,

MES = 黒い点、染み、痣、黒い木、黒い、英語では black spot, black tree, blackness