ウクレー、ウサギレー、ニング: 盆正月の贈答品、お供え物、年貢

現在は色々な贈答品がありますが、
昔は「食料品」だけだったようです。
「okullu=贈る」物も贈られる物も
生存に必要な「食べ物」だったのは
不思議ではありません。贈りなさい
の名護方言は「ukule'=ウクレー」
です。お盆の期間は仏壇に三度の
「食事」を「お供え」します。
「食事をお供え」しなさいは
「u=ウ」「サギレー=sagille'」
と言います。お供え物を後で家族が
食べます。お供えをした30分過ぎ
にもうお供え物を「sagel=下げる」
頃だよ、下げても良いよ、食べても
良いよとお母さんは家族の皆に言います。
お供え物を下げて食べなさいは名護方言
では「ウ=u」「sagaleサガレー」と言い
ます。ウサガイミソーレーは後で出来た
敬語だと推測出来ます。座って下さいは
「イミソーレ」ですのでそれをウサガレー
の間に入れてウサガイミソーレーと言う
と解釈しても良さそうです。大昔は税金
は「物納」でした。「お米とその他の
食料品」です。これらの物納品は「年貢
=nengu=ningu=niggu」と呼ばれます。



アッカド語とシュメール語は次の通りです。

ukullu = 食料品、英語では food

U = 食料品、食べ物、英語では food

SAGGAL = 食料品、食べ物、英語では food

NIGGU = 食料品、英語では food