何なりとお申し付け下さい、仰せの通り致します

どんな事でも言われ致しますは
「nam=nan=何」なりと仰せの
通り致しますと言い替えが出来ます。
何故でしょうか。それは多分メソポタ・
ミアの神の最高の地位にいる「inanna
=イナンナ」神と関係があるでしょう。
メソポタミアでは王様やその奥さん、
女王は神に一番近い存在と考えられて
いました。王様や女王の命令も必ず従い
ますので、その上位に居るイナンナ神の
命令に従うのは当然でしょう。「inanna
nana=何な」りと仰って下さい、その
通りに致しますと言う表現を使う人たちは
多分メソポタミア文化の影響下にあると
言って良さそうです。「shudyu=種々」な
側面から物事が見えるようにするには
360度の角度から見る必要があるで
しょう。一種の「sh=shu=種」が語尾
に付くと「一面では〜のような=英語の
like」の意味になるようです。「命令、
指示する」のは「申し付ける」とも言い
ます。名詞はお申し付けです。「omo'shi
=お申し=指示、命令」と推測出来ます。
「申し付ける」と言うのも誤った省略法
かもしれません。「お」を勝手に省略して
はいけないようです。「お申し付け」を
インターネットで調べると今では逆転して
申し付けが正しくて「お申し付け」は間違い
と思っている方も多いようです。お申し付け
の「お申し」は沖縄方言式発音は「umu''shi=
指示」です。シュメール語が分ると「mam=何」
なりと「umush=umu'shi=omo'shi=お申し」付
け下さいは同じ意味の二種類の言葉並べてから
「指示に従う」事を強調しているのが分ります。
すなわち、「何=nam=umush=お申し=指示」
に「付き」従う事を表しています。


シュメール語とアッカド語は次の通りです。

NAM = 指示、教示、シュメール語、英語では instruction,

UMUSH = 指示、シュメール語、英語では instruction


INANNA = イナンナ神、シュメール語、a divine entreaty

nanna'rish = 月のような、アッカド語、like the moon

shamishish = 太陽のような、アッカド語、 like the sun