イヤーやサンティ・シムトuヨー

沖縄方言のシムサにはこれ以上
しなくても「良いよ」、もう心配
しなくて「良いよ」など、ある
状況の後にくっ付けて「しなくても
良い」状態を表します。「sim-sa=
シムサ」の「sa=サ」が良いよの
「よ」に相当します。語幹の「sim」
には「大事な物、役に立つ物」など
の意味があるかもしれません。その
「大事な物がなくなった」が「気
にしなくても良いよ」と表現する
のがシムサです。寛恕の心が感じ
取れます。それと全く逆の言葉が
「simtu=シムトu」ヨーと推測
されます。もう君は「役に立た
ない」から来なくても「良いよ」
がシムトuヨーと推測されます。
アメリカのプロ野球、大リーグ
が選手を放出する時のやり方に
似ています。

アッカド語では次の通りです。

simtu = 適切な、ピッタリの、英語では proper

la simtu = 役に立たない、適任でない、ピッタリでない、英語では not appropriate, not proper