渚と葉月

今日は女の子の名前「nagisa=渚」と
「haduki=hazuki=葉月」について
考えてみましょう。「渚」の「nagi」、
「naga」行音は「naga=流」れる
「水」に関係がある事は前から
知っていますので、先ず葉月の
「hadu」について見てみましょう。
9月には「回る、引き返す、折り返す」
意味がありますので「had」の音にも
似たような意味がある考とえたら、
それにも当てはまりそうですが、
もっとふさわしい意味があるよう
です。葉月、新暦の9月迄は「残暑」
の時期です。まだ「暑さ」が残って
います。即ちまだ太陽がカンカン
と「照って」います。「had=haz
=暑さは間もなく終わる頃だが、
まだ日がカンカン照りつける頃」
と言えそうです。光り輝く人、
目立つ人は「hade=派手」と
言います。太陽も電球も同じ
ですが、それ自身が「輝く」だけ
でなく「光を四方八方に発散」し
ます。本体の「外」に「光を出す」
のは「hadu=外」すとも言います。
外を縛っている枠を「外す」と
中身は「外に」出ます。

アッカド語とシュメール語は次の通りです。

HAD = 照りつける、光り輝く、明るい、シュメール語
英語では to shine, to be bright


nagabbish = 水中深く、アッカド語、英語では under the depth of water

nagbu = 地下水の、川面の水、アッカド語、英語では underground water, headwaters of a river