ミークス、ピークス: 目糞鼻糞を笑うの新解釈

目糞鼻糞を笑うと似た表現と言えば
五十歩百歩でしょう。「少ない点では
似ているが大差がない」状態を表して
います。問題は「何に関して」「大した
違いがないか」でしょう。「収入の多寡
を憂う」のではなく「収入」の等しく
ないのを憂う」と言うのは共産主義
近い考えですが、その「収入」の低い
者同士がお互いの収入の「少なさ」
を貶し合うのが五十歩百歩であり、
目糞鼻糞を笑うでしょう。しかし
この漢字は訓読みはすべきでは
なくて、音読みするが正しい」
と推測出来ます。「m=b」です
ので「目=mu=bu=bi=鼻」です。
「目糞=鼻糞」です。目糞と鼻糞は
全く同じ或いは殆ど同じと見なして
良いでしょう。沖縄方言では「ほん
の少しの分前=mi'kusu=ミークス=
目糞」です。「微々」たる「収入」
の「微々と鼻鼻」は同じ音です。
スポーツでは全ての競技で一番、優勝
した者が殆どの賞金、商品を勝ち取り
ます。殆どの場合「最後の人、ビリ」
は何も貰えないでしょう。貰える
ならば「参加賞」です。優勝者の
受取分と比較するとそれこそ「微々
たる」値打ちの有る物か微々たる
金額でしょう。ビリの沖縄方言は
「pi'kusu=ピークス=ビリ=最後尾」
です。「ミークス=mi'kusu=目糞」
と殆ど同じ音で、同じ意味の言葉です。
人間は相手が自分より「低い」と見ると
「miku=見く」びる、「mikuda=見下」す
ようです。人間は重い物は「手先で」
持ち上げられないでしょう。手先で
「持ち上げる、拾う、手に取る=
pickする」事が出来るのは「小さく
て軽い」物です。気の「弱い」人は
「ちょっと」した事でも「biku biku=
ビクビク」します。税金や賃貸料、
借地料、家賃も国民が生活出来る「低い」
額が適当なようです。メソポタミアでは
十分の一税が普遍的だったようです。

アッカド語では次の通りです。

miksu = 税収、課税金、賃貸料、英語では tax, duty