種が違う、然に非ず、讃岐

 ミカン類はたくさん種類があります。シークヮーサー、レモン、オレンジなどがあります。
それぞれの「tane=種」は「違い」ますので、「実」も「違い」ます。自分の子と「na-sanu
=生さぬ」中の継子への態度が「違う」のは言葉の上から見ても当然のようです。「違う」時
には「そうではない」と言いますが、「sani=然に」「あらず」とも言います。種の沖縄方言
は「sani=サニ」です。「実」を「さね」と読む場合もあります。「種=tane=sane=実」です。
「種」が「違う」と「実」が「違う」のは当然です。 同じ意味の二種類の言葉を並べて言葉の
意味を強調する場合が日本語にはありますので、「然に非ず」は「然に=sani=非ず=違う」と
推測できます。以上を纏めると「sanu=sani=サニ=種=実=違う」と推測出来ます。学生時代
は試験があるので特に目立ちますが、知識があるか無いかの「違い」は得点の「sani=差に」なっ
て表れます。只でさえ他人や他のグループに「後れを取っている、別の悪い立場に立っている」
のに「それに加えて、更に、追い打ちをかけて」「悪くなる」状態に陥ると「sana=さな」「きだに」
と言い、事態の「新たな、更なる、別の」悪化を表現します。日本語では「sana」行音の言葉は
「違う、別の、他の」を表すのが分ります。以上の点を考慮に入れると「sanu-ki=讃岐」うどん
は「他の」地域のうどんとは料理方法や味が「違う」かもしれません。讃岐人は周囲の人とは少し
人種が「違っていた」かもしれません。

 アッカド語では次の通りです。

 shanu = 違う、奇妙な、変な、別の、他の
       英語では different, strange, other