虐めで自殺した生徒の死を無駄にしてはいけない

  死を表す言葉もかなり沢山アッカド語から日本語に入って来ているようです。
前に「matu=末」期の「matu」もアッカド語由来の言葉だと述べましたが、人の
「死」を「mudani=無駄に」してはいけないの「mudani」も「死」と関連がある言葉
です。 「d=t」ですので、「mudani=mutani」です。 あの人はもう治る「見込みが
ない」と言う時に、もう「motanai=持たない」と表現する場合があります。 もう
「持たない」の名護方言は「mutan=ムタン」です。 病気以外でも、ある人が
「気が滅入っているかどうか」、精神的に「とても弱っているかいないか、参って
いるかいないか」は周囲の人は分ります。まして友達やその生徒の担任など周囲
の人は良く知っている筈です。「何も知らなかったと言う人」は私は「馬鹿です」と
宣言しているのに等しいでしょう。

 アッカド語では次の通りです。

 ma'tu = 死ぬ、英語では to die

 mu'tu = 死、英語では death

 muta'nu =(「mu'tu=死」からの派生語)伝染病の、疫病の、ペスト、世界に伝染する疫病
         英語では epidemic, plague, pandemic