真水とマーミナーとお乳

 水と関係がある言葉を調べたら液体であるお乳が出る「乳首」の英語に行き着き
ました。もやしは「水」で育てます。「水耕栽培」の一種です。沖縄方言では「豆=
mame」は「ma’mi’=マーミー」で「もやし」は「ma’mi-na’=マーミ・ナー」です。私は
この言葉は「豆菜」と思っていたのですが、最近「ma’mi’=マーミー=真水=水」
で育てた「na=菜」ではないかと述べた事があります。アッカド語では「ma'me'=水
=water」です。アッカド語には「水の種類」が多く「me, mu」なども「水」を表します。
沢山の「涙を流して」泣くのを「same=サメ」ザメと泣くと言います。アッカド語では
「me=水、液体、ジュース=water, liquid, fluid, juice」、「sa' me=水の、液体の=
aquatic, watery」です。日本語でも「mizu=水」を「mi」と省略する場合もあります。
水戸では「mi=水」と発音します。お乳も「液体」でそれは「乳首」から出ます。今まで
「ちっとも」知らなかったのですが、英語では「teat=乳首」です。その「teat」を調べて
いる時に辿り着いた言葉がトルコ語の「meme basi=乳首=teat」です。日本語では
「垂れて流れる」のは「chilu=散る」とも言います。「chi=乳」は「乳首」から「流れ出る」
仕組になっています。「乳=chi=chi’=tea=乳首から垂れて流れる物」と見なして良いで
しょう。子供が「母親」に「udatu=ウダツ」が上がらないのは赤ちゃんの時に母親の「udder=
乳房」のお世話になっているからかもしれません。母親に「akan=いけない」と言われたら
その言葉に従うでしょう。シュメール語では「akan=乳房」です。赤ちゃんは「okan=オカン」
の「akan=乳房」にお世話になりぱなっしです。米を炊いたのを「meshi=飯」と言います。
お米の沖縄方言は「me'=米」です。何時かは主食にしたいと思ったのが「me'=米」では
ないでしょうか。米を食べる前に人間が口に入れるのが「乳首」を通って出て来る「お乳」です。
「米」、「水」、「乳、乳首」は似た音で表されるのは当然かもしれません。

 
  アッカド語、シュメール語、トルコ語は次の通りです。

 meme = 乳首、トルコ語、英語では teat, nipple
        meme ucu, meme basi とも言う

  ma'me' = 水、アッカド語、英語では water

  me = 水、液体、果汁、アッカド語、英語では water, a liquid, a fluid, juice

  mu = 水、アッカド語、英語では water

  s,ertu = 乳首、アッカド語、英語では teat, nipple

  zi'zu = 乳首、アッカド語、英語では teat

  AKAN = 乳首、乳房、シュメール語、英語では nipple, teat, udder


 参考; 英語は次の通りです。

 teat =(動物の)乳首

 nipple =(人間の)乳首

 udder = 乳房