バチ・キラフン: すばらしい事を成し遂げる

 素晴らしい事を成し遂げたら名護方言では「bat,i=バチ」キラ・フンと言います。
「bat,i=素晴らしい業績を上げる、華々しい活躍をする、光り輝く、目立つ」と解釈
出来ます。素晴らしい業績を上げた人は歴史に「na=名」を残します。歴史に「na=
名」を残すような「bat,i=バチ」キラフン、素晴らしいと言われるような事柄はいつ
までも「光り輝いている」のではないでしょうか。「光り輝く」のは「一瞬」と言われる
場合もあります。「shun=瞬」の音も「光り輝く=shine」と音が似ています。とても
有名ではあるが実際に仕事をさせてみると、そんなにうまく物事を為せない人も
います。その人は「na=名」ばかりだと言います。「有名」なのは、「光り輝いている」
のは「na=名」で実質が伴っていない人を「名ばかり」と表現するのはアッカド語
沖縄方言が分ると一層その意味が分る気がします。


 アッカド語とシュメール語は次の通りです。

na-ba't,u = 光り輝く、英語では to shine

 SHUN = 光り輝く、シュメール語、アッカド語の naba’t,u に相当
         英語では to shine