果物: 木になる実

 果物は「木」になる「実」です。「ku-lammu-nu=ku-lamunu=ku-damono=果物」
と考えると「ku=kua=ka=果」、「lammu=lamu=木」、「nu=no=の」に分解でき
ます。即ち「木=lammu=damu=damo」「nu=no=の」「実=ka=kua=ku」です。
戦前までは「kua=果」実と言っていました。果物の中にある核が「種」でそれが
子孫を作ります。次世代を作るという点から考えると「動物の子と種」は同じです。
子孫を作る生き物やその一部です。人間も動物の一種です。人間の子供が生まれ
る部位は「inbu=陰部」と言われます。「inbu=次世代を作る部位」と考えると英語の
「胎児、胚、萌芽=emb-ryo」との繋がりが見えてきます。植物では実がなる前に「花」
が咲きますので花との関係もあると見なして良いでしょう。「女性の陰部を花と例える」
人もいるようです。

アッカド語では次の通りです。

 lammu = アーモンドの木、英語では almond tree

 inbu = 胎児、花、果実、英語では embryo, flower, fruit