旗色が悪い陣営は敗残兵が多く、死傷者も多いでしょう

  戦争の時に自分の陣営の力が相手陣営に比べて比較的に弱くなると「pata=hata=旗」の入った
音を使い「旗色が悪くなる」と表現します。「勢力が強いかどうか」は「pata」の音と関係があるようです。
戦争の時に旗色が悪いと負けます。敗残兵は「殺される」恐れがあります。旗がはためくのは自分の
陣営が勝っている事、生きている事を示しています。旗がはためいていないと自分の陣営は負けて、
敵に殺されたと想像できます。死ぬの名護方言は「pattai=パッタイ」です。 旗と死が深く繋がって
いるのが分ります。死ぬのは「hate=果て」る、と言います。行き果ての果ては名護方言では「pati
=パティ」です。「旗色が悪い」のは「果てるのが近い」状態を表しています。

 アッカド語ギリシャ語は次の通りです。

 pata'nu     = 強くなる、強くする、支持する、勇気づける、アッカド語
英語では to become strong, to strengthen, to support, to encourage

 pathaino apo = 〜で死ぬ(戦争や病気など)、ギリシャ語、英語では die of 〜