キー・サーサー、チム・サーサー、皿回しとサーキット

 皿をある一定速度以上の「速さ」で回さないと「sara=皿」回しの曲芸は出来ません。「SAR SAR =サーサー」
どうぞも「早く」めしあがって下さいと言う時は「早く」食事に手をつけて下さいと「促して」いる、「催促」
している事になります。普通の人が中々出来ない事や問題を力がある人は難なく、「sarari=さらり」とやって
のける、解くと言います。「あっという間、短い時間、早く」を表す言葉がsa「ra」の音には含まれているよう
です。気が短い人、せっかちな人は名護方言では「気=キー」「サーサー=SAR SAR」です。 普通の人でも気が
「急く」時には「肝=チム」「サーサー=SAR SAR」スンと言います。 「早く」仕事を片付けるのは「sa'ra=サーラ」
ナイです。車が好きでなくても「circuit=サーキット」は車を如何に「速く運転出来るか」「速さ」を競う場所、競技場
であるのを知っているでしょう。日本語の「サー=sar」の音と英語の「cir=サー」の音は同じと見なして良さそうです。

 スメル語では次の通りです。

 SAR  = 走る、早く行く、早くする、英語では to run, hasten