ガッパイと合併と優勝して賞金と商品をかっぱらう優れ者

 自分の体の外に被るのが「kappa=合羽」ですので、合羽は体より「大きい」です。
頭の骨が「突き出ている」「尖っている」人は頭が「大きい」です。そのような頭の形を
した人は沖縄方言では「gappai=ガッパイ」と言います。二つの会社が「合併=gappei」
するとその規模は以前より大きくなります。 余りにも「食べ過ぎる」とお腹が「膨れた」
後で「geppu=ゲップ」が出ます。元気な人、「kappatu=活発」な人は活動範囲が「広い」
です。抱え切れるだけ抱えて手に入れる様子は「gappori=ガッポリ」と表現します。沢山
の人がガッポリ持って帰ったら、その実が生っていた所には「何も残らない」でしょう。
「kappa=gappa=geppu=gappo=大きくなる、大きくなった、沢山取って持ち帰った」と
見なして良いようです。別の物と比較して「かなり大きくて力強い」状態やその人が
「取る行動様式」も「ガッポリ=gappori=kapparau=かっぱらう」などの音は表すよう
です。ゴルフなどのスポーツ競技では優勝者は殆ど全ての賞金や賞品を一人占めします。
2〜3位の人と比較するとその差は歴然としています。「力の強い」人が「ガッポリ」貰う、
全ての商品を「kappara=かっぱら」う、と表現しても良いでしょう。 優勝者はとても
「sugure=優れ」た、人だと分ります。

 アッカド語とスメル語は次の通りです。

 kapa’ru = 掃き捨てて綺麗にする、消す、やっつける、全てを調べて疑問点を無くする、
       (鳥を)挟む、掴む、アッカド語
        英語では to wipe clean, to sweep away, to erase, to beat, to level off(surveying), to clip (a bird)

 SHU GUR = 掃き捨てて綺麗にする、消す、やっつける、全てを調べて疑問点を無くする、
(鳥を)挟む、掴む、スメル語、アッカド語の kapa’ru と同じ
        英語では to wipe clean, to sweep away, to erase, to beat, to level off(surveying), to clip (a bird)