宮家とミャークトゥと親

  宮家は皇室の次に「位が高い」一族です。「miya=宮」の音に「一番上の、一番
名誉ある」などの意味が含まれていると考えられます。日本では古い村落なら各地に
お「宮=miya」があります。お宮は「森の頂上」にあります。 お世辞は相手を
「実力以上に」「誉める」事です。「お世辞」は事実を「大げさ」に、通常の範囲「以上」
に「誉める、持ち上げる」事です。お世辞は「嘘」の一種または「ほら吹き」の「ほら」と
受け取る人が多いのではないでしょうか。「嘘」の名護方言は「miya’=ミヤー」クトゥです。
「太く短く一番上に位置している指」をなぜ「oya=親」指と言うのでしょうか。親の沖縄
方言は「uya」です。「5」の北京音は「u=ウ」です。「5」を表す北京語とスメル語を二つ
くっ付けた、並べた言葉が「5=u-ya=親」です。人間は「親」も自分より力が「上」の人
も「uya=敬」マイます。沖縄の南部には「親慶原」があります。方言では「uyaki=ウヤキ」
バルです。その名前から判断しても親慶原は「高台」にあるのが分ります。

 スメル語とタミル語は次の通りです。

MI = 誉める、持ち上げる、スメル語、英語では praise

YA = 五つ、スメル語、(親指の位置、一番上の、最高の)、英語では five

uyarcci = 高台、タミル語、英語では height