二人いた場合に片方の味方をする、片方の肩を持つ

 二つの陣営が戦っている時に「kata=片」方の「kata=肩」を持つならその片方に味「方=kata」
した事になります。片、肩、方など違う漢字を「kata」の音に当てているのが分ります。単なる当て
字に過ぎません。「kata」という「一つの音」に「幾通りもの意味が含まれている」のに気づくには
以上の漢字は打って付けです。片方の肩を持つのは「味方した相手」と「気持」が「通じている」証拠
です。「同じ心情」の持ち主と考えても良いでしょう。「病気に罹っているなら」同期会などに行き
たくてもいけません。一緒に行こうと誘った相手が「頭が痛いから」行けないと言い、一緒に行くのを
断ると、誘った人はそれなら行けないね、と言います。名護方言ではチュブル・ヤムン「バー=bar」・
アンシェー・イカラン・サヤーと言います。一つの組織から「別れる」と袂を「分つ=wakatu=warkatu」
と言います。身に着けている物を「切り裂かれ」ると「裸にされ」ますので「裸、肌」が見えます。
「裸足」の名護方言は「kalapisahカラピサー」です。容器に何も入っていないなら、「開けてみる」と
中味が「kalappo=空っぽ」だと分ります。建物が有った敷地の建物を壊して瓦礫を「外に持ち出す」
と「salati=更地」になります。内情を「外の」人が分るよう「外に漏らす」のを「salake=曝け」出す
と言います。

 スメル語とアッカド語は次の通りです。

  BAR = 外、他の、肩、肝、分ける、割る、裂く、分割する、出来ない・しない理由(をあげる)、スメル語
        英語では outside, other side, shoulder, liver, to cut open, to split, because of

  warkatu = 分つ、裂く、外、アッカド語、スメル語の BAR と同じ、 英語では to split, outside, other side

  qala'pu = 切って開ける、外から見える、アッカド語、スメル語の BAR と同じ、英語では to cut open, other side

  sala'tu = 中の建物を壊してその瓦礫を外に持ち出した、アッカド語、スメル語の BAR と同じ、英語では outside, other side

  shala'qu = 開けて中味を外に見せる、アッカド語、スメル語の BAR と同じ、英語では to cut open