面白いの表現がピッタリ合う動物は馬と鯨でしょう

 面白いやその沖縄方言のウムサン、ウムセンがピッタリ合う動物は馬でしょう。人間の「額=ムッコウまたはムコウ」
に当たる部分が白いのは「ムコーシル―=面白い」馬は「サッコウ=とても」「素晴らしい」素質を持っていて「目立つ」
走りをすると考えられます。「大活躍をする」と予想されます。期待通りに走ってくれたらどんなに「面白くて嬉しい」か
想像出来ます。「前、面」の部分を表す言葉に「向う脛」があります。「向う=真っ向」勝負は面白いです。「向う=真っ
向=面白」の「目立つ」動物は「馬」です。その馬は普通の馬より「目立つ」だけでなくて走り方も「上手い、速い」よう
です。「素晴らしい」馬と見なされて大事にされて来たようです。「真っ向クジラ」も頭の「前の部分、頭の全面」が白く
て「素晴らしい」形をしていると考えられます。「kuzira=鯨」は「ku=魚」と「s,ira=zira=素晴らしい、目立つ」で
出来た言葉ですので、「kus,ira=kuzira=鯨=目立っていて素晴らしい魚」だと分ります。一つの表現は一回で良いと言
われます。 「はい」は一度で良い。「はい、はい」と言ったら相手をバカにした事になるから繰り返してはいけないと言
われてもその理由が今まで分らなかったのですが、その理由がきょう分りました。 「sira=素晴らしい」を二度繰り返す
と[sira zira=白々」シイになります。語源由来辞典の「白々しい」や「しらばくれる」を見ても意味がはっきりしません。
それよりも同じ辞典の「白」の解説が妥当でしょう。「siro=白」の沖縄方言は「siru'=シルー」です。Wikipediaで鯨の
中のマッコウクジラを調べると「おもしろい」事が分りました。マッコウクジラの学名「physter=鯨の潮吹き=目立つ
行動」の「ster」は「sder=srer=スラー=シラー」の音です。英語名には「sperm=精液=白い液体」が入っています。
英語では「cachalot」とも言うそうですが、その中にも「chalot=シャロ=シロ」の音が入っています。「sira=chala」行音
は「目立つ」状態を表す言葉であるのが分ります。「はっきりしている」、「目立っているので誰が見ても分る」のに
「知らない振りをする」のを「sira=シラ」バ・クレルと言います。

アッカド語では次の通りです。

 s,i'ru = とても素晴らしい、最高の、目立つ、高尚な、高貴な、アッカド語、シュメル語の UMUSH と同じ
       (シュメル語とアッカド語を続けて言うと「ウムシル=面白」になります。
       アッカド語の「s,i'ru」は(面白いの「白」の音にも「チール=乳の」の音や色、乳白色にも似ています)

       英語では splendid, supreme, outstanding, exalted