寝ると休む

 寝ると休むは同じ事を表す場合があります。子供が寝る時には「お休み」と声
をかけます。英語にすると「good night =お休み」です。沖縄方言では「休め」は
「yuku le’=ユクレー」と言います。この言葉も「休む」と「寝る」を表します。
「死ぬ」と「逝く=往く=行く=-YUKU」を同じ「眠る」で表す場合もあります。
死ぬ事は「永眠」ですが、「あの世へ往く」とも言います。「往く=Y-UKU」の音
は沖縄方言の「ユクレー=Y-UKU-le'」と同じ音でシュメルの「U KU=寝る=眠る」
と同じ音と意味を含んでいます。疲れたら休むのが普通の人です。 「疲れる」の
名護方言は「u-tar=ウター」・インです。「疲れる」と「休む」の中に同じ「U」
の音が含まれているのは偶然ではないでしょう。「あの世」の事を人々に話す人
が沖縄にはいます。巫女やヒミコのような役割を果す人たちで「ユター=YU-tar」
と言われています。 ひょっとしたらユターに含まれている「YU=U」も「寝る=
眠る=死ぬ=あの世」と関係があるのかもしれません。「UKU=寝る時間の動き」
も表すと考えると外国語の言葉も解説出来そうです。昔の人間は真昼間から楽器
を弾く人はいなかったでしょう。楽器を弾くのは「寝る前のひと時」だったと考え
られます。そう考えると「楽器を表す言葉にも寝ると関係がある音が含まれても
良い」と考えられます。ハワイには「UKU LE LE」があります。ウクレレの「UKU LE」
は沖縄方言の「YUKU LE」と全く同じ音です。


 シュメル語では次の通りです。

U = 寝る、 英語では sleep

 KU = 場所、寝る、 英語では place, sleep

U KU = 寝る、 英語では sleep