子供は成長すると手足が大きくなります

 子供は成長するにつれ手足が大きくなりますので年が変る毎に靴と服を買い替える必要が
あります。「成長する=手足が大きくなる」と見なして良いでしょう。「成長する、大きくなる」の
名護方言は「pudu=プドゥ」インです。インが「大きくなる、増加する」現象を表す英語の動詞
「increase」の「in」と同じと考えると、「手足=pudu」になります。古代のエジプト語を書き
留めたヒエログリフでは「b=p=pu=足」、「d=du=手」です。「成長する、体が大きくなる」
を表す名護方言の「pudu=プドゥ」インは古代のエジプト語とほとんど同じ音で表されていると
見なして良いでしょう。 プドゥインの首里方言は「fudu=フドゥ」ユンです。足でする動作の
一つに「fumu=踏む」があります。相撲などで相手に「倒されない」ように「fumbaru=踏ん張る」
のも「足」の役目です。足の動きを表す「歩く」の音読みには歩合の「歩=bu」、一歩の「歩=po」、
歩数の「歩=ho=fo」がありますので、「b=p=h=f」であるのが分ります。「b」の音は「t」の
音にも変化し易いです。 足の訓読みには「ta-su=足す」「足る=ta-ru」があります。「ba=ta」
の変化があったと見なして良いでしょう。人間が「足で立てなくなり」「地面い倒れて」「足がその
役目を果たせない」時は「ぶっ倒れる=but-tao-reru」と言います。「bu=tao=足=脚」かもしれ
ません。人間が「急いでいる時に動かす体の部分は手足」です。急いでいる時の状態は「pata pata=
パタパタ」と言います。この言葉も「手足」と関係があると見なして良さそうです。足を表す音には
「fa」行の「fu」と「ta」行音の「ta」があるのが分ります。足を表す二つの言葉「fu」と「ta」を
並べると「foot=足」の音とほとんど同じです。「手足」は左右に「futa=二」つ、ありますので
とても覚え易い言葉です。一歩の「歩=po」の音や名護方言の足を表す「pisa’=ピサー=足」
と同じ音で足をを表す言葉はギリシャ語由来の英語にもあります。 「pedal=ペダル=自転車の足で
踏む部分」、「pedestrian=歩行者」などです。「足が八本」ある蛸は「octo=八」本の「pus=足」
で「octopus=蛸」になります。「成長する、大きくなる」の英語は「grow」ですが、それを英語・
トルコ語辞典に入力すると「buyu-mek」が出てきます。「成長する、大きくなる」の名護方言の「pud」
首里方言の「fud」の語源と考えられる古代エジプト語の「b」の音「bu」がトルコ語にも入っています。
沖縄方言では私に「物を寄こせ」「呉れろ」と言う時には「手を伸ばして」「da'=ダー」と言いますが、
この音と意味も古代エジプトと同じです。一か所に留まらないであっちこっち「歩き回る」人を名護方言
では「走り=パイ」「ビサー=bisa'」と言います。「ピサー=pisa'=bisa'=ビサー=足」です。
日本語では「しまりのない大きさ」を表す言葉に「buyo buyo=ブヨブヨ」がありますが、その音は
トルコ語の「buyuk=大きい」に似ています。とても「上の地位にいる人は偉大」でとても「oyo=及」
ばない、と思います。「及ばない」の名護方言は「uyu=ウユ」バランです。この「uyu」の音もトルコ語
の「buyuk=大きい」の中に含まれています。とても「欲望が大きい」欲張りは「yuku=ユク」ジューと
言われます。

古代エジプトヒエログリフトルコ語は次の通りです。

 b = 足(を表す絵の音、読み方)、古代エジプトヒエログリフ、英語では foot

du = 手(を表す絵の音、読み方)、古代エジプトヒエログリフ、英語では hand

 buyumek = 大きくなる、成長する、大きい、トルコ語、英語では grow

buyuk = 大きい、トルコ語、英語では big, large

 




参考: 英語は次の通りです。

foot = 足

pedal = ペダル、足で踏む部分

pedestrian = 歩行者

octopus =蛸 (海に棲む八本足の動物)