全部積め

  積み残しが無いように「全部」「tume=積め」と言います。刺身があればそれで十分と外国人は
考えますが、日本の料理人は刺身の「tuma=ツマ」が無いと「全てが揃った、完全だ」とは考えない
ようです。「tuma 」の音、意味は「満足がいくように」「詰めるべき最後の一品」と考えられます。
「tuma=妻」のいない家庭は「完全ではない」と考えられたようです。まだ心に「満たされない」部分
があると「tuma =詰」らないと言います。「tuma」行音が追加されたら「全てが揃う完全な状態」に
なります。水の動きを見てみましょう。「完全に円にならない」、円運動をしない水の動きは「波」
です。波の形は「円、丸」の「上の又は下の半分」です。「完全な円運動」は「渦巻き」です。つむじ
曲りの「旋毛=tumu-ji」です。ここでは「回転=完全な円運動」が「tumu」ですので、「ji=毛」
になります。「ke ← ki ← gi ← ji」と変化したと考えられます。「旋風=tumu-ji」の場合は「ji
=ka-ji=ka-ze=風」です。「全幅」の信頼を置ける人こそ「tumu=tomo=友」と言えます。そうで
ない人は元々は友とは呼んではいなかったでしょう。

トルコ語では次の通りです。

tum = 全て、英語では all