ふと考える、ふと思いつく

 急に悪い事情が呑み込めた時や何も準備していないのに急に命令をされた時
には「あたふた」と現場へ駆けつけます。「あたふた」とはどういう意味か考えてみま
しょう。「あた」は事に「当る=ata-ru」の「ata」だと考えられます。「futa=ふた」は
「考える間もなく」ではないでしょうか。「考える事もなくまずは行動に移す、事に
当る」のが「ata futa=あたふた」だと考えられます。クイズで「pita=ピタッ」と当てる
人がいます。この人は「読み」が深い、「知識量」が豊富です。今まで色んな事を経験し、
それを生かし、良く「考えて」生きてきたからでしょう。何も「考えない」で生活する人は
「fu’ten=フーテン」になるかもしれません。

ラテン語では次の通りです。

puto = 考える、信じる、英語では think, consider, believe