タタラ式の精錬法では鞴を使います。鞴で風を送るのは息を吹き掛ける動作と似ています。

息を「外に出す」時には息を「fuki =吹き」掛けます。ある所から目的の場所に風を「送り出す」には
「fuigo =鞴」を使います。タタラ式の鉄の精錬には鞴を使います。 鉄の精錬を最初にした場所は今の
トルコ地域と言われています。物を外に出すと言いますが、外は「ほか=hoka=fuka '」とも言います。
「fuka,fuga,fuiga」行音は「外に出る、外に出す」事を表すようです。首里方言では容器などに小さな穴
を「開ける」のは「fuga =フガ」スンです。容器に「穴が開いている」と中身が「外に出て」しまいます。
物だけでなく人も穴から外へ出る場合があります。刑務所からの脱走です。 刑務所から脱走するのを表す
英語は「穴を開ける」の首里方言の「fuga=フガ」スンに良く似ています。英語では「fugi-tive=逃亡者」
です。昔から逃亡者は「穴から逃げていた」のが分ります。穴を「掘る」時には「穴の中の土を穴の外に
出す」ようにします。穴を「掘りに」行こう、の首里方言は穴「fuiga=フイガ」イカーです。日本の戦国時代
のように同じ民族が国内で争う状態がアラブの国ではまだ続いています。そういう所では、現在住んで
いる所から、自分たちを守っている勢力範囲から一歩でも「外に出る」と「higo'=非業」の死を遂げる
かもしれません。「hige-ki=悲劇」が生じるかもしれません。このようにある「外国語」を知り、それと
「同じ音と同じ意味」の日本語を探すと結構見つかる場合があります。日本語には色々な国の言葉が
入っている可能性が大きいと考えられます。現在の所、私は「アッカド語、シュメル語、ギリシャ語、
ラテン語トルコ語」がとても古い時代、ひょっとしたら4,000年以上も前に日本に入って来ていると
考えています。



ギリシャ語では次の通りです。

feugo' = 中から外に出る、中にある物を外に出す

英語では exit, go out

 注: ギリシャ語で同じ音を「u = 小文字」と「Y = 大文字」で表します。
    小文字の「u」の音は「Y=イ」の音に近いと見なして良いと思います。