クヮッチーはシュメル語のKAと中国語の吃を組み合せた言葉と考えられます

  今日は隣にいた年配の女の人が「クヮッチー」だねと言っていました。共通語の「ご馳走」と同じ
です。ご馳走の「馳=chi」も食べるを表す中国語の「吃=chi」と同じだと考えられます。シュメル語
の「口=ku-chi」は「KA」です。アッカド語の「pu'」に相当します。アッカド語の「pu'」はヘブル語に
なると「peh」に変化します。「ペッ」と「口」から「唾」を吐きます。「唾」の名護方言は「tun-peh
=トゥンペー」です。ヘブル語の「口」は名護方言に入っているのが分ります。シュメルとの「KA」は
「口」に入れる時の動作として日本語に含まれています。「食べる」のは「食う=KU」と言い、「噛む=
KA-MU」と言います。「KA」も「ka」行音の「KU」も日本語に入っています。私は「ご馳走」を表す
沖縄方言の「クヮッチー」は「KA-chi」ではないかと思っています。即ち「口に入れる、食べて
美味しい物」が「KA-chi=クヮッチー」だと推測しています。「cha」行音は「中」を表しています。
食べる事は食べ物を口の「中」に入れる事です。「中」の音読みは「chu'」です。「血=chi」も
「乳=chi」も体の「中」にあります。口の中に入れる動作を「吃=chi」の音で表すのは極めて自然
です。今日行った食堂は週1回日曜日に行っているのですが、今日は日曜日に話題になった「沢山の赤い
花を咲かす木、ホウオウボク」の写真を店主に見せたくて行ってきました。こっちの昼食は500円均一
ですが、種類も豊富で味も良いですので、ほんとにここで食べる時には「クヮッチー」だと思いながら
食べています。

 シュメル語と中国語は次の通りです。

  KA = 口、シュメル語、英語では mouth

  chi = 吃、中国語、食べる、英語では eat