話をする人とそれを聞く人: 口から出る言葉、「口=ko’」を含む色々な表現方法について

  口の後に色々な漢字をくっ付けても「口=ko’」と音読みする場合は「言葉を話す、発言する」
意味になるようです。「話す」の反対は「聞く」です。一方が「話をする」時には相手の人は「聞き」
ます。反対を表す場合に「a」を前に付ける場合があります。「手=te」を尽くせるならば方法がある
証拠です。「手を施す」事が出来ないと「当て=a-te」が無いと言います。駄目になったら「水の泡」
と言います。「泡=awa」は「どうしようもない状態」を表す言葉です。手を尽くす方法がない、手を
施せない状態になると「慌て=awa-te」ます。「泡=awa」は否定を表す言葉かもしれません。漢字を
完全に忘れて、「音だけを頼りに日本語を考えてみる」と「てを尽くせない」、「てを施せない」
「打つてがない」「当て」や「あわてる」などに含まれる「て=te」の音は「やり方、方法」などを
表す「音」であるのが分ります。「反対」を表す「a」を「話す=ko’」の前に付けると「ako’=聞く
=話すの反対語」になります。

ギリシャ語では次の通りです。

 akouo’ = 聞く、英語では hear, listen


注: 「口=ko’」を含み「話す」意味がある漢語は次の通りです。

 口述 = 口で述べる、英語では oral, verbal

 口上 = 良い事を申し上げる、英語では greet & tell celebration, deliver good message

 口頭 = 直接話す、英語では oral , verbal, orally, verbaly

 口吻 = 話しぶり、英語では the way to talk, one’s manner of speaking

口外 = 外部に漏らす、英語では tell in public, leak

口実 = 屁理屈を述べる、英語では an excuse