消すと消される

  火を消すと火の「存在が無くなり」ます。「消す=kesu=存在しない状態にする」と理解できます。
「損=son」を数回しても「持ち金」がたくさんあると金はまだ手元にたっぷりあるでしょう。しかし
どんな大金持でも限度があります。株でもそうですが「損切り」をいつまでも続ける事は出来ません。
そのうちに資金が「尽きて」しまいます。「無くなって」しまいます。「son=近い将来終りになる状態、
切り離される状態」と考えて良いでしょう。「損=son=切り取る、切り離す=切る=関係が無くなる=
終る」と考えられます。「損切り」は同じ意味の二種類の言語を並べた言葉かもしれません。株の売買
では「損切り」をしたらその時点でその銘柄との関係は「終り」です。もう心配するのは「止しなさい」、
「止めなさい」と言いたい時に「そんなに=son-nani」心配しないでと言う場合があります。 心配を
「son=打ち切りなさい、終りにしなさい」と言う事です。「そう=so’=son」しなさいと言う事です。
扉は「開け閉め」が大事です。特に用事が「済んだ」ら扉は「きっちり=kichi-ri」と「閉める」必要が
あります。「済む」と「kichi」の音は繋がりが深いのが分ります。「消す=kesu」、「損=son」などは
「終り」を表す代表的な言葉かもしれません。

 トルコ語では次の通りです。

  kic = 後ろの、裏側の、最後の方の、終りの hind end, rear

   注:   c の後ろに s のような細長い符号が付いています。チャ行音の音を
        表します。 

  son = 終る、最後の 英語では end, terminal