動くと集まる所

  人は動物の一種ですので歩き回る、動き回る機会が多いです。しかし休憩や会合
の為に特定の場所に集まる場合があります。そこに集まったら暫くはそこに「止まり」
そこから「動かない」です。人が集まる所は「アジト=agito」と言われます。日本語
でも外国語でも「a」の音は「否定、逆」を表す場合があります。「アジト=agito」の
「a」 が「否定」ならば「gito」は「動く」を表すと推測できます。「ずっと=zutto
「動いている」状態は「gita」行音で表されるかもしれません。どんなにもがいても、
動いてもしょうがないよと言いたい時には「gita bata=ジタバタ」しても駄目だと言い
ます。「gita=ジタ」は「動く」と見なして良いのではないでしょうか。 「動かず」に
「じっと=gitto」していたという表現もあります。「gita」行音は「動くか動かないか」
と関係がある言葉だと分ります。「自転車=gite-n-sha」は動力を使わずに自力で
他所へ速く「行く」、速く「動く」為の運搬道具です。探し物をしている時にある場所を
探しているともっと先に「行きなさい」と指示する場合があります。 そういう時には
「ずっと=zutto」先だと言います。「gitto → zutto」の変化が推測できそうです。
「ずっと先」はもっと先の方へ「動きなさい」を暗示しています。

 トルコ語では次の通りです。

  gitmek    = 動く、動かす、置き換える、行く
            英語では move, displace, go,