抱くには手偏が含まれダクと読みます。打撃の打は音読みでダと読みます。
手偏の漢字の「訓読み」や「音読み」を見ると「ta」行音や「da」行音を含んでいる
のが多いのに気づきます。「抱=da」クや、打撃の「打=da」が「da」行音で「提出」
の「提=tei」や抵触の「抵=tei」などが「ta」行音です。「触ってはいけない」物、
触っては「駄目=dame」な物に触るのが「抵触」です。「抵=tei=dame=駄目」と考えて
良いでしょう。物が「手に入る」状態は「得る=elu」と言います。トルコ語では「手=el」
ですが、「da」行音が入った言葉で「手」と関係がある言葉は沢山あります。
トルコ語では次の通りです。
elde = 持っている、英語では in hand, at hand, on hand, carry
dokunma = 触る、触れる、英語では touch
duzeltmek = 直す、正す、改良する、良くなった状態、修正する、修正、加筆
英語では amend, improve, better, touch up, retouch
duzel = 直す、改良する、improve, amend