カンナーフンと繰り返し強く噛む

 食べるのは他の生き物の「命」を口に入れる事です。食べるや「噛む」、「噛み砕く」を表す
言葉の中に「命」が含まれていると推測出来ます。 繰り返して「強く噛む」のを名護方言では
「k-ang-na=カンナー」フンと言います。この言葉に含まれている「ang =ankh」は「命」です。
肉は生きていた動物の一部です。「命の一部=肉=n-iku」です。「iku」も「ank=ang」の変化
した形だと考えられます。 肉を長い間食べられるように工夫した食べ物が「燻製=k-ung-sei」
です。燻製にもチャンと「ung」の音が含まれています。 燻製をする作業はもっと易しい言葉では
「乾燥=k-ang-so’」するです。 燻製も乾燥も「命があった頃の生きた形を保ったまま保存す
る」方法の一種です。乾燥する状態を表す言葉で「あっても良さそうな漢語」は「乾化=k-anka」
です。 それには「ankh=命」がそのまま含まれています。 古代のエジプトでは高貴な人たちは
「乾化された死体=ミイラ」にされて保存されていました。古代エジプト語の復習をしましょう。

古代エジプト語では次の通りです。

ankh = 命、英語では life