2016-06-06から1日間の記事一覧

ヌバタマと横になるの語源、夕暮れ、暗くなる事、黒い実、休む

黒い髪、暗い時間、夜などを表す「ヌバタ・マノ」が百人一首で使われています。 この言葉はアッカド語由来の言葉と述べた事があります。 今日は「休む」、体を「休める」事を表す「横になる」も、アッカド語由来だと分りました。 即ち「横に=nalu=横たわる…

ミーヌ・メーニ・ケー、来なさいの語源、側で見たい

自分の孫に此処へ「k-ina=来な」さいと言う場合があります。孫は可愛いので「目を見ながら」話をしたいのでしょう。「目の前」に来なさいの名護方言はミーヌ・メーニ・ケーです。「m-i'nu=ミーヌ=目の」です。 アッカド語とシュメール語 アルファベット表…

シルー、クルー、白と黒、白は受け入れて、黒は排除される

あの人が罪を犯しただろうと言われる段階では容疑者です。犯人だという確実な証拠が見つかる可能性が高いと「黒」と言われます。「色」では黒の反対が「白」です。「白」の沖縄方言は「surru'=siru'=シルー」です。 区別し易い色が、黒と「白=siro=siru'…

見なすの語源、前に見た物と同じと考える

前に何度も見た事があれば、それはどんな物か分るのが普通です。 全く同じでなくてもほぼ「同じように見える、同じ能力、効力等がある考えられる」なら同じと「mina=見な」される場合が多いでしょう。 アッカド語とシュメール語 アルファベット表記は次の …

美人は見て良いと五感の一つ目で感じる

音楽は聞いて良い気持になります。食べ物は食って、舌で良い味かそうでないか分ります。美人は「目で」「m-ina=見な」いと本当か嘘か判断できません。物は良く「m-ina=見な」さいと言います。 良く「m-ina=見な」いと品質の善し悪しは判断できません。五…

みなし児の語源、両親・面倒をみる人が死んでいない

面倒を「みる」と言います。「目」に関係がある事が分ります。 「両目=ina=inu=目」ですので、「m-ina=みな」し児、孤児も「面倒をみる両親が死んで」「孤児になっている児童」である事が分ります。 アッカド語とシュメール語 アルファベット表記は次の …

鼻白むの語源、語尾の無は否定

「鼻高々=アッパレ」など「appu=鼻」が入っている熟語は「良い」意味と、その否定を表す「悪い」意味があります。 「鼻白む」は語尾の「無=mu=否定」で「良い=向う白=馬の額の白斑=鼻白」を否定しています。 アッカド語のアルファベット表記は 次の通…

茶化すの語源、チャバナ、茶柱の否定

茶化すはそのままではどうして「悪い」意味になるか分らないでしょう。「茶化す=茶花す」への当て字です。 「花」の訓読みを音読みに変えた表現です。 即ち「茶花=tuaba-na=茶化」です。 「良い事=tiaba=チャバ」「ナ=否定」が「茶花=茶化」す、です…

茶番、茶の入っている言葉は間違った当て字が多い

「tiaba-sira=茶柱」は間違った当て字で、チャバとシラから成り立っている言葉で「良い=チャバ」「シラ=目立つ、高貴な」と述べました。「チャバ」への当て字に「茶」を当て字に使うのは全て間違った当て字と見なせます。「チャバ・ン=tiaba-n=良くない…

鼻っ柱、鼻息が荒いの語源

日本語は同じ意味の二種類の言葉を並べた言葉が多いと述べましたが「鼻っ柱」もそうだと分りました。 即ち「鼻=hana」「appu=鼻」です。ハナッパは「鼻=hanappu=ハナップ」の否定の「hanappa=ハナッパ」ですので「鼻その物では無くて」、「鼻の働き、呼…