2014-10-21から1日間の記事一覧

食えない奴、嫌い

あいつは「食えない」奴と思っているなら好きになれないでしょう。「嫌い」でしょう。嫌だの名護方言は「bar=バー」です。「嫌だよ」と言いたい時にはバー・ドーと言います。汁の中に入っている「食べる物」は「gu=具」と言います。「食う=gu=具」と推測…

アシバットゥン、弄ばれている

もてる男が二股かけているなら相手の女性一人又は二人とも「弄ばれている」可能性が高いです。 「弄ばれている」の名護方言は「ashibaltum=アシバットゥン」です。自分が良いと思う相手は男でも女でも尊敬します。「弄ぶ」相手の女性を男は「見下している」…

無垢な少女

婆さんに比べて、いたいけな「muku=無垢」な「少女」は「小さい」女です。かなり「小さい、まだ男女間の付き合いを始める年ではない未熟な」女性が「muku=無垢」な少女と推測できます。若い「無垢」な、は少女の「少」に掛かる一種の枕詞と推測できます。 …

ムックルー、小さく、低く丸太りしている

大人の男で150cm前後で小太りしている人は名護方言では「mukku=ムック」「ルー=lu」と言います。女性ならもっと低い人でしょう。ズングリムックリの「ムックリ」も同じ語源から派生した言葉と見なして良いでしょう。桑の実の名護方言クワーギネーは「桑…

見回す、見張り、侵略・侵入されない為の大事な役目

見張りの仕事は「悪者、敵」が近づいていないかどうか「見回す」仕事です。もし敵が近づいて来るなら、味方に警戒警報を発します。見張りは侵入者が「mar=マー=何処」から入って来るか、頭や首をグルグル、目もグルグル「回す」必要があります。味方を敵か…

マー・フン、捻り回す、捏ね回す、回し者、捻り上げる

回すの音は「悪い」意味に使われる場合が多いようです。理屈を「捏ね回す」、「回し者」等があります。腕を捻るのは腕を捻り「回す」事です。そんな事をされたら「悲惨」です。痛くてしょうがない」でしょう。「回す」の名護方言は「mar=マー」フンです。 …

侘しい一人住まい、精錬、精鋭、純粋、上辺

製鉄の時には不純物が混ざった鉄鉱石を高炉に入れて「精錬」します。「不純物を取り除く」作業が「精錬」です。 精錬をし終えたら「純粋な」鉄だけが残ります。不純物を取り除くと「純粋な鉄」だけ残りますが、「鉄鉱石」と精錬後の「純粋な」鉄と「量」を比…

石走る近江の

石走る 近江の国の 楽浪の 大津の宮に 天の下 知らしめしけむ コトバンクを見ると石走るは垂水に係る枕詞となっていますが「近江」に係る係り方は不詳となっています。 近江だけでなく、その後の「さざなみ、楽浪」にも係ると見なした方が良いでしょう。前に…

石走る垂水、耳垂れ、虫唾のような

万葉集を見ると「石走る」の後には「垂水」が来ます。「垂れる」のは雨水のような「液体」です。耳垂れも一種の「液体」です。垂れの部首を含む言葉は耳垂れ、虫唾、虫垂炎のようにその部分が「悪い」状態を表す事が分ります。耳の中から耳の外に「液体が流…

無碍に断る、無我夢中

「悪い」状態を表す、「むくれる」の「むく=muku=mukku」はアッカド語由来の言葉だと推測できますが、そのアッカド語の「mukku」が、シュメール語「mug」由来の言葉だとアッカド語辞典に載っています。このシュメール語由来の言葉は日本語にも入っています…

誂え向き、向きとは逆の「あちら」の方向

「向き」が「悪い」状態を表す言葉だと分るとそれの「反対」、「悪い」状態への「言葉」での「挑戦」が「注文をつける=注文をする」状態にする「誂える」と推測できます。 既に出来上がった状態の「吊し、既製品」の「反対」の言葉が「誂品=注文して作らし…

ブクター、着古し擦り切れて悪くなっている服、むくつけき

服は「着古すと擦り切れてボロボロ」の状態になります。「品質が落ちて悪くなった」状態です。名護方言では「buku=ブク」ターと言います。「さびしい」と「さみしい」は同じですので「buku=muku」です。「悪い」状態を表す「muku」には「むくつけの」があ…