2014-07-05から1日間の記事一覧

ヤールー、ヤードゥー、覆い被さる生き物、天井に棲む物

ヤモリは天井を動き回ります。人間の「頭上、頭の上」で生活する動物です。一種の「目の上のたんこぶ」で「邪魔物」です。嫌な「iarrt=iartu=奴」、「uarrt=iarrtu=八つ」当りしたい「奴」です。ヤモリの名護方言は「ヤードゥー」ですが、「iarru=ヤー…

カーチ、春が終り夏に至る、夏至、南風が吹く季節

夏至の今帰仁方言はカーチーです。この沖縄方言は一昨日まで知りませんでした。週刊誌で見た言葉です。記念の為に初めてこの週刊誌を買いました。沖縄では夏至の夜はそよ風も「吹かない」風が「止まる、動かない、死んだ状態」と表現するようです。天文学的…

赤字を出し続けて財政状況が厳しい

個人にとってよりも「会社に対してより酷い影響を与える」状態は「kibissu=kibisi=厳しい」状態と言われます。あの会社は「kibissu=kibisi=厳しい」らしいよ、と噂されると、長い間、「赤字で苦しんでいる」、とても「厳しい=kibisi=kibissu=財政状況…

ヤッチー・スン、手強すぎて嫉妬する

ヤーチ、八つ、奴とヤッチー・スンの音では似ています。同じ語源から派生した言葉かもしれません。イソップ物語にある狐と葡萄の話の意味が今日やっと分りました。ヘクソカズラやボタンヅルは勢力が「強すぎ」て「延び放題」です。他の草木に「覆い被さり」…

ニチン・ヤチン・クヮーラン、煮ても焼いても食えぬ: ヘクソカズラの語源

食料となるかどうかで植物を判断するとサツマイモの葉や芋、根茎を除き殆どのツルやカズラは食えないです。ヘクソカズラやボタンヅルはまさしく煮ても「焼いても」「食えない」代物です。 「焼いても」の名護方言は「iarrt=iarti=ヤチ」ンです。 蔦、蔓、…