消えぬの語源、見えるの類義語、

「i’nu＝目＝e’nu」や変化形の「i’ni＝目＝e’ni」
を含む熟語は多いようです。火事があり、燃え
続けている状態は、火が「ki-e’nu＝消えぬ」と
言います。「火が消えぬ」なら燃えている火が
「見える」でしょう。

　アッカド語のアルファベット表記
　は次の通りです。

　アッカド語　　日本語　　英語

　
　e'nu 　　　　目　　　　　　　　an eye

　　　　　　　　　　女性名詞 (feminine word)

　nit,il 　　　　　視力　　　　　　　eyesight
　e'nu 　　　　　

　i'nu　　　　 　　目　　　　　　eye

　　　　　　注：　シュメール語の igi と同じ

　i'na'　　　　　 　ウフ・ィナー、　eyes
　　　　　　　　　　複数 　　　　　 (dual)

　　　　　　　　　　大きな物
　　　　　　　　　　を見た時
　　　　　　　　　　の感嘆を
　　　　　　　　　　表す
　　　　　　　　　　沖縄方言

　　　　　　　　　　両目

　i'n X　 　 　　　 喜びを　　　　to please
　maha'ru　　　　　 与える　　　　　　X
　　　　　　　　 　 目つき
　　　　　　　　　　をする

　　　注１：　　　　i'n は i'nu の変化形

　　　注２：　　　　h 　の下に発音符号の
　　　　　　　　　　　　小皿の印があります。

　digil i'ni　　　視力　　　　eyesight

　　　　　　　　　見える　　　vision
　　　　　　　　　状態

　kappi e'ni　　　目蓋　　　　an eyelid

　agap i'ni　　　 睫毛　　　　an eyelash
　

Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France