似たり寄ったりの語源、同じ種類の同じ大きさの魚は区別出来ない
谷茶前ぬ浜に
スルル小が 寄てちゅんどーヘイ
スルルグヮが寄てちゅんどーヘイ
タンチャ マシマシ
デアングヮ ソイソイ
リアングヮ ヤクシク
谷茶前ヌ浜の歌でも分かるように「海の魚」
は「回遊魚」が多いようです。魚が「回遊し
寄って来る」の首里方言は 「ユティチュン」
と言います。 名護方言では「ユティ・クン」
です。「魚」は「ku=ク」とも言いますので
名護方言が古い言い方と推測されます。今迄
「似たり寄ったり」は「瓜二つ」が頭に浮か
んで来ましたが、「寄ったり=寄って来る」
が分かると「似たり」は「魚=nutar=nitar
=似たり」と変化したと推測されます。母音
の「u=i」の変化はメソポタミアの言語では
良く見られます。 同じ大きさの同じ種類の
違いを「区別出来る人はいない」でしょう。
「nutar=魚」ほど「似たり」寄ったりの生
き物はいないと思われます。
シュメール語のアルファベット表記
は次の通りです。
シュメール語 日本語 英語
(大文字表記)
NUTAR 魚、 fish
鯉も魚
の一種
注: 1、 ウル語の nu-tar-ku 由来
の言葉
2、 ku は魚を表す接尾語
又は接頭語
蛸の沖縄方言はタ・クー
小魚の一種に沖縄方言の
小さい状態を表す魚の
ス・クがいる、
スク・ガラスと
言う名の塩漬け
にされる
鯨はク・ジラ
MUN 魚 fish
The Pennsylvania
Sumerian Dictionary
参考文献
狗奴国私考第六章