ご機嫌斜めの語源、同意できない時の表情

沖縄の諺の「カマン・カマン」「ナナマ・
カイ」と言う表現を聞くと、沖縄には独特の
表現があると思う方が多いでしょう。しかし
色々な日本語を調べると、同じ意味の言葉が
見つかります。 「nanam=ナナマ」行音の
基本的意味は「自分と話し相手の心の持ち方、
気分、考え方などが同じ」状態です。相手に
「同意できる、賛成する、納得する」状態で
ある事が分かります。 「否定」が「ご機嫌」
「斜め=naname=nanam」だと分かります。
沖縄方言の 「カマンカマン」、「ナナマ・
カイ」が分かると、「ご機嫌」「nanam-=
斜め」の意味も直ぐに理解できます。 自分
が「同意できない事」を話し相手が「言う、
申し出る、提案する」時や行動を起こす時
に「ご機嫌」「斜め」になる事が分かりま
す。なぜ「きげん=機嫌」と書くかは多少
と同じ構造だと分かると、理解し易いです。
直ぐ「やりたい」状態は「機会=チャンス」
と言います。 その否定が「嫌」です。後ろ
の言葉の「嫌」の意味になっています。






 シュメール語とヒエログリフのアルファベット
 表記は次の通りです。




 シュメール語 日本語    英語 
(大文字表記)
 ヒエログリフ  日本語   英語






 NANAM    同意     consent



           同意、    assent

           賛成、

           納得



          

           同意する   to consent





       注  アッカド語の annu と同じ



 qAi       高い      high,



          背が       tall
          高い



          高く       be raised
           持ち上げ    on high
          られた

                   

           引き上げ    uplifted
           られた     

                   

           光り輝く    strong
           明るい    (oflight)



           目立つ、     exalted



           気高い





 qAyt        高い所        high ground



            高地の       arable land
            耕作地




The Pennsylvania
Sumerian Dictionary



Middle Egyptian Dictionary
2018
Mark Vygus
(15.3 mb)
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1313