釘を刺すの語源、言う事を聞かない人への忠告

 釘を刺すの「shasu=sasu=刺す」の
当て字は酷い当て字と分かりました。前
に何度も述べましが「広い概念」の言葉
アッカド語の「shasu=目の前の人、彼、
貴方、相手、彼等」への当て字に「刺す、
指す、差す」が使われています。 部長が
「部下=shasu=言葉をかける相手」に
この仕事は明後日までに仕上げなさいと
「きつく言う、注意する」時に言う言葉
が釘を「shasu=刺す」事だと分かります。
アッカド語辞典に「listen, hear」を入力
すると「shasu」もで出て来ます。「話
の聞き手、目の前にいる人、仕事や遊び
の相手、争う相手」等を表す言葉である
事が分かります。








  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。



  アッカド語  日本語       英語



  shashu'    彼の言う     not listen
  4b   事を聞か     him
         ない
       


  shashi   叫ぶ      shout





         求める    to call for
         (相手に)
         
  

  shashu'    叫ぶ      shout

       


 

    




    

  shashu'    と言う事      that
         それ・それ

         前に述べた     aforementioned
         通り

         間違い、あやふや  qualifying
         と思われていた   a substantiive
         事を正しいと    in oblique case
         認める       






Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France





The Assyrian Dictionary of
the Oriental Institute of
the University of Chicago (CAD)
Volume 17. Shin, Part 2
209
156